NPO法人自然文化国際交流協会・(財)ユネスコ・アジア文化センター

 

「危機に瀕する貴重な言語と文化」

 

Endangered Languages and Cultures of the West Pacific

 

国際シンポジウム

「多様な文化を認め合う、持続可能な社会を目指して」

 

2007年6月10日(日)・11日(月)東京

2007年6月14日(木)長野県  蓼科高原

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NPO法人 自然文化国際交流協会

 NPO法人 自然文化国際交流協会は、2005年7月に設立され、国際協力及び交流を推進するとともに、環境共生生活(エコロジーライフ)の普及を促進し、サステイナブル社会(循環型持続可能社会)の実現に、寄与することを目的としています。
 
ACCUは、毎年「学者・専門家招へいプログラム」を実施しています。NPO法人 自然文化国際交流協会は、ACCUと共催で、今回のプログラムの企画、運営を担当しています

 

ユネスコ・アジア文化センター

 ユネスコ・アジア文化センター(ACCU:Asia/Pacific Cultural Centre for UNESCO)は、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の基本方針に沿って、アジア太平洋地域諸国の文化の振興と相互理解に寄与することを目的に日本政府と民間の協力によって設立された財団法人です。
 

 

プログラムの目的
 

 ユネスコ憲章では、他者との違いや多様性を認め、他の文化や伝統を尊重する思想を広める努力を続けなくてはならないと、述べられています。多様性を認めることは、民族間の抗争や戦争を防ぐことにつながり、より多くの人々に平和な社会をもたらすことができるのではないでしょうか。平和で安定した社会が構築されなければ、当法人の定款にも掲げている「サステイナブル社会(循環型持続可能社会)」の実現もありえないでしょう。

 明治以来、徐々に固有の方言や伝統文化を衰退の方向へ導いてきた、私たち日本人は、方言や生活文化の多様性がとても大切であることに、気づくべきなのではないでしょうか。そして「持続可能な未来社会」の実現に向け、危機に瀕する固有の言語や、その背景となる文化と、どのように向き合い、どのようなビジョンを持って、再活性化や普及の活動を行なうべきかを探ることが、このプログラムの大きな目的であります。

 

東京、蓼科高原公開シンポジウム
 

  今回の公開シンポジウムでは、世界の危機に瀕している言語を、フィールドワークを通して研究している学者や専門家を海外より招へいしています。言語に焦点を当てながら、さらに、言語の消滅の危機に瀕することが文化に及ぼす影響についても、解説していただく予定です。そして翻って日本でも標準語化に伴い、地方の歴史や文化や方言が、危機にあるという問題提起につなげたいと考えています。また、 私たちは、地方の固有の方言や文化を守り、民族の多様性を維持する必要性を一人でも多くの方々に、訴えることを目指します。

 シンポジウムの開催地の一つである蓼科は、八ヶ岳中信国定公園内の標高1600メートルの高原に位置しています。古代縄文時代には、石器の材料である黒曜石の大産地であったことから、多くの人々が居住していました。自然文化国際交流協会は、このような歴史的背景を持つ自然環境豊な蓼科に本拠地を構えています。私たちは、世界中の伝統的な生活文化を尊重し、それらをテーマにして、広く国際交流を進めたいと考えています。さらには、この地に、世界中の伝統智から学んだ、未来に向けてのライフスタイルを実践するためのモデル都市(エコロジービレッジ)建設を構想として持っております。 

 公開シンポジウムでは、上記のような目的や構想に関心を持つ人々や、NPO団体の参加を広く、求めています。持続可能な未来社会実現のため、危機に瀕している多くの貴重な言語や文化と、どのように向き合い、どのような再活性化や普及活動を展開していけばよいのかについて、討論を重ねる予定です。私たちは、たくさんの方々と、情報や認識の共有を図り、未来に向けてのビジョンについても、意見交換を行いたいと考えています。

 

日  程


2007年6月10日(日)JICA
  国際協力総合研修所(大会議場)

 公開シンポジューム 「危機に瀕する貴重な言語と文化」  
 アジア・パシフィック地域の危機に瀕する言語・文化について
 またその再活性化運動の現状について
 オーストラリア・アボリジニ、バヌアツ共和国、マレーシアの実例
 など
 10時 〜 16時 (同時通訳付き)

2007年6月11日(月)
JICA国際協力総合研修所(小会議場)

 専門家によるカンファレンス
 危機に瀕する言語・文化の再活性化活動の指針と
 なる考え方について
 10時〜 16時  (使用言語英語)    

2007年6月14日(木)長野県 蓼科高原
 
「再活性化活動のビジョン・プログラムについて」
  10時〜 16時 (使用言語英語、逐次通訳付き)    

 

会  場

   東京会場:
   JICA国際協力総合研修所
   〒162-8433東京都新宿区市谷本村町10-5
    Tel:(03)3269-2911 (代)Fax:(03)3269-2054
    
   長野会場:蓼科高原
        長野県北佐久郡立科町芦田八ヶ野

 

 

外国人参加者
 

 

    1. ピーター・オースチン教授(イギリス)

  言語学博士

  ロンドン大学・アジアアフリカ研究所

  言語学部長

Professor Peter Austin (England)
The School of Oriental and African Studies University of London
 

 

    2.ニック・シーバーガー(オーストラリア)

  言語学博士

  メルボルン大学講師

 

Dr. Nick Thieberger (Australia)
Postdoctoral Fellow in the Department of Linguistics and Applied Linguistics at the University of Melbourne
 


  3.ハナ・ボギリ(バヌアツ)

  言語学博士

  南太平洋大学 講師

Dr. Hannah Bogiri,  (Vanuatu)
Assistant Lecturer, Pacific Languages Unit, University of the
South Pacific, Emalus Campus Port Vila, Vanuatu
A Sociolinguistic Survey of Araki: A Dying Language of Vanuatu


  4.ジョージ・ボギリ氏(バヌアツ)

  バヌアツ共和国 首相付一等書記官

  レガ語系住民会議酋長

  Mr.George Bogiri, (Vanuatu)
 

Principal Advisor to the Prime Minister of Vanuatu on political matters,governance including traditional governance.
High traditional chief of the Raga language community
in Port Vila.



  5.リタ・ラシンバン氏(マレーシア)

  カダザンドゥスン語基金(KLF)代表

  Rita Lasimbang, (Malaysia)
  Executive Director of KLF
Kadazandusun Language Foundation, Saba, Malaysia
         

 

共催:NPO法人 自然文化国際交流協会

    (財)ユネスコ・アジア文化センター

協力:JICA国際協力総合研修所

 

お問い合せ先:

NPO法人 自然文化国際交流協会
NPO Culture and Environment International Exchange

384-2309 長野県北佐久郡立科町 芦田八ヶ野1970

E-mail :  info@npoceie.org

お問い合わせは、メールにてお願いします。

参加ご希望の方は、

氏名、団体名、メールアドレス、住所、電話番号を記入のうえ上記のE-mailあて、送付してください。