はじめての投稿

パブリック・スクール
(後継者を養成するための真の全人教育)
1.求められる人材
日本人の憂鬱
長引く、景気の低迷から、日本全体に元気がない。高度経済成長とよきにつけあしきにつけ語られた時代は過去のものとなり、プラス1パーセントでも前年度GNPを上回れば上出来という状態が続いている。「現下の、経済状況を景気循環の調整局面と捉え、本格的な構造改革を先延ばしにしている政府がけしからん」と、責任のない評論家は、批判ばかりしている。しかし、ことは、現存するものを壊したり、変えたりする事への抵抗感の強い、日本人ひとりひとりのメンタリティーの問題であって、簡単に構造改革が進むとは、考えられない。なにより、改革される組織に所属する人たちにとっては、死活問題なのである。
バブルがはじけて10年も過ぎ、毎週日曜日のテレビ討論番組では、その処方箋を伝えてくれている。為すべき事は皆わかっているのだが、実行できない。してくれないことへの苛立ちから政治、経済、教育、日常生活とあらゆる局面で、かつてない不測の事態が、次から次へと発生し、後ろ向きの閉塞感の強い状態のまま、年月だけが過ぎ去っていく。それが今の日本の状況といえよう。
作品
学校入口